top of page
糸 の こ と

洗う
刈り取ったままの原毛はたくさん汚れがついています。
洗剤の入った液に一晩浸け込み、さらに小分けにしてキレイに汚れを落としたら、脱水をして干します。

解す
夾雑物を取り除きながら原毛を解していきます。
乾いてふんわり膨らんだ毛には、ようやく本来の色が現れます。

カーディング / 色出し
原毛をカーディングし、紡ぎやすいように繊維の方向を揃えると同時に色作りもしていきます。原毛の素のままの色を用い、その中でいくつか合わせて色作りをしたり、布になった時の見え方も考えてカーディングします。

紡ぐ / 撚り止め
カーディングした原毛は紡毛機で糸を紡ぎます。素材を探りながら手の加減で、細くしたり太くしたりと糸の太さを決め、編み物は単糸を2本撚り合わせて双糸にします。ニット用の糸はお湯につけ、織り物用の糸は蒸して撚り止めをし糸が出来上がり、カタチづくりがはじまります。
bottom of page